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2011~2012年に連載された桃森ミヨシさんの「皇子かプリンス」ファンサイトです!
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つなぐがいよいよ動き出しました!

皇子達に影響されたつなぐが少しずつ自己確立を学んで、とうとう自分から積極的に動いた、とても印象的な回でした。
もちろんこれまでも、カラオケ提案したりズバっと図星をついたり(ぼんやりしてるように見えてけっこう毒舌w)決して人に対して物怖じしたり消極的なわけではなかったんですが、いつもどこか自分の気持ちは後回しにして、何より空気を読む事を一番にする子だったですから。

そんなつなぐが初めてわがままというか、強引に自分の気持ちのために動いた。
これってすごい成長だなあ、と。

ただ高仁様も言ってる通りその一番つよい気持ちっていうのが
『高仁様が好き』という事じゃなくて
『二人を繋ぎたい』っていう事なあたりが、つなぐらしいっつーかなんつーか…w


晴ちゃんも本音を露呈しました!
ヘタレなばかりじゃない晴ちゃん、ただやり方が分からなくて、周りにも認められなくてずっと燻ってたんですね。
これは晴ちゃんも成長によっては国皇になる可能性がでてきました。


そして今回最も印象的だったのが高仁様の思わず洩らしてしまった言葉。
祭祀という国皇の仕事に対し
『そんな意味のないことを…』って。
これホントに皇室の方が言ったら大問題ですよ!!!
現に皇太子妃であられる雅子様が昔お心を病まれた時に、その病気になられた理由として噂になっていたのが『祭祀に対する理解がなく、強制される宮中行事に向き合えない』ってことだったなあ。
キャリアウーマンである雅子様はまさに高仁様が言ってる『政治家のように』『宗教家のように』結果を求める生き方をされてきたわけで。
考えてみれば日本の国民の何割かも同じように『意味がない』と思っているのかもしれない。税金も莫大にかかるわけだしね。
逆に絶対に必要だと考えている人も大勢います、どっちがいいという問題ではないような気がします。

そう考えるとこの漫画、かなりヤバい話題に触れているなあ…と連載の継続がまたしても心配になってくるわけですが(笑)
ただ、この「祭祀」って日本の皇室の存在意義と言われていますから、皇室をモデルにする限り絶対に避けては通れないもの。
この漫画をフィクションといえどわざわざ日本をモデルにしたのは、こういった他の国にはない日本ならではの事を桃森さんは伝えたいのかな、と思ったりします。
実際、私も皇室のことや天皇陛下が何をなさっているか知りませんでしたし。外交とか被災地のお見舞いとかくらいしか…。
なので漫画のブーチンの王子様の台詞はなかなかグサッときますね~(笑)


今回、つなぐは動いた。
それによって次は高仁様と晴ちゃんに変化がおとずれるのかな、と思います。
とりあえず一刻も早く、自分の仕事に意味を見いだせない高仁様が変わらなきゃいけないのでは。
でないといろんな意味でまずい気もしますしf^_^;
まあ私の予想なんか裏切ってくれる展開がまってるかもしれないし、楽しみに待ちたいと思います!
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このブログについて
2011年7月より2012年7月までマーガレットで連載された、皇子かプリンス/桃森ミヨシさん(著)の感想を好き勝手に綴るブログです。
ネタばれを多分に含みますので嫌な方はご遠慮下さい
皇子かプリンス とは
コミック全3巻 発売中

この国の皇は「無私」である事を強要される立場。
しかしその息子である双子の皇子は、我が強く、超仲が悪い。
そんな二人の皇子の仲立ちを任されたのは"自分が無い"と言われる程に我欲の薄い女子高生「つなぐ」。彼らが影響しあい恋をし変わっていく、学園&皇室ラブコメ。
「本当の無私」とは何か、という事がテーマになっており、皇子はそれを主人公から学ぼうとしている。また主人公も皇子達から「自己確立」を徐々に学んでいる。
架空の日本が舞台ではあるが、皇家の設定は日本の皇室をモデルにしている。
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プロフィール
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オガクズ
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女性
自己紹介:
料理関係ライター、医療関係雑誌編集者を経て現在はフリー。先輩のアシスタントとして医療関係の裁判傍聴だけは続けている。食と健康に関する興味から、学校給食について調査中。彼氏と共に東京在住。心のオアシスはコミック読み。
学生時代に「ハツカレ」で桃森ミヨシのファンになる。
辛口と甘口とファンの欲目と希望と萌えの混ざった感想を好き勝手にだらだらと綴っている。
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